ロンドンは雨
最近のロンドンは、雨の日が続いています。夏が終わり、太陽が長期休暇に入った、そんな天気です。うちの猫は、雨のせいで遊びに来る鳥たちが減ってしまった庭を、窓辺で恨めしそうに眺めています。
紅茶好きにとっての危機:ビスケットがない!
イギリスでは、ビスケット(日本でいう「クッキー」)は紅茶のお供として欠かせない存在です。ビスケットが切れてしまうなんて紅茶好きにとっては大問題!しかも雨の日にビスケットが切れるなんて最悪の事態。我が家は私も夫も自宅で仕事をしているので、先日の雨の日にビスケットが切れてしまって、さあどうしようって状況になりました(笑)
問題解決:簡単ビスケットレシピ
結局、私も夫も雨の中外に出たくなかったので、家にある材料でビスケットを作ることにしました。そこで見つけたのが、イギリスで有名な料理研究家、ナイジェラ・ローソンのレシピ。少ない材料で簡単に作れる、バター風味たっぷりのサクサクで美味しいチョコレートビスケットのレシピをご紹介します。
簡単チョコレートビスケットレシピ(私の撮った写真付き!)
材料(バター100g用に調整):
- 薄力粉(小麦粉) 120g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- ココアパウダー 12g
- バター(室温に戻しておく) 100g
- グラニュー糖 50g
作り方:
- オーブンを190°Cに予熱します。薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを一緒にふるい、ボウルに入れておきます(A)。
- バターと砂糖を白っぽくなるまで木ベラでしっかりと混ぜます。
- (A)を加え、生地がまとまるまで混ぜます。最初は水分が足りなく見えますが、しばらく混ぜるとしっかりとした生地になります。
- 生地を手でクルミ大のボール状にし、天板に並べて、フォークで軽く押しつぶします。
- オーブンで5分焼いた後、温度を170°Cに下げてさらに15〜20分焼きます。
- 表面が固くなったら取り出し、ワイヤーラックに移して冷まします。完全に冷めたら密閉容器に入れて保存してください。
心を癒すイギリスの紅茶文化
紅茶は、イギリスで暮らす人々の日常生活に欠かせない存在です。たとえば、誰か落ち込んでいる人がいたら「紅茶を淹れてこようか?」と声をかけます。紅茶を飲んで心を落ち着けることは、イギリスで昔から当たり前のように行われてきていること。「紅茶を淹れようか?」は相手を思いやる気持ちをさりげなく伝えられる特別な一言なんです。
他にも、紅茶とビスケットにまつわるエピソードはいろいろあります。紅茶に浸して食べる「ビスケットダンク」も、イギリスならではの楽しみ方です。この「ビスケットダンク」については、また別の記事で詳しくご紹介する予定ですのでお楽しみに!
雨の日の憂鬱な気分を明るくするティーセット
憂鬱な雨の日を明るい気分にしてくれる鮮やかな花柄のティーセットをご紹介します。当ストアに新入荷したヴィクトリア時代の花柄がチャーミングなティーセットです。
雨の日の憂鬱な気分を晴れやかにしてくれる明るいピンク、パープル、ブルーの花柄デザイン。家族やご友人とのティータイムにも、自分だけのリラックスタイムにもぴったりです。
ビクトリアン ティーセットコレクションはこちらから:
まとめ
憂鬱な雨の日も、紅茶とビスケットがあれば心温まるひとときを過ごせます。そして、素敵なティーセットを使えば、どんな日も特別な時間に変わります。ぜひ、当ストアの美しいビクトリアン・ティーセットをご覧になってみてください。
みなさんも、雨の日には暖かい紅茶とビスケットで、ほっと一息ついてみませんか?