ジョージ・フィシュリー・ホランド作｜二羽の鳥が描かれたスリップウェア皿（1955年頃・英国デヴォン）

商品説明：

こちらは、1955年頃、豊かな自然と陶芸の伝統で知られるイギリス・デボン地方で制作された、ジョージ・フィシュリー・ホランドによる手描きのスリップウェア皿です。素朴な土色の釉薬に、二羽の鳥が伸びやかに描かれた、民芸的な温かみと存在感のある一枚。裏面には「Fishley Holland」のサインが刻まれており、手書きのラベルには「George Fishley Holland Earthenware 1955–」と記されています。

ジョージは、19世紀から続くデボン地方の陶工一家「フィシュリー家」の四代目。曽祖父のジョージ・フィシュリーや、祖父エドウィン・ビア・フィシュリーは、英国の民窯の伝統を守り続けたことで知られ、バーナード・リーチにも高く評価されました。父のウィリアム・フィシュリー・ホランドもその流れを受け継ぎ、ジョージ自身も戦後の時代に、家族の伝統と自らの表現を融合させた作品を制作しました。

この作品には、ろくろ跡や釉薬のムラ、筆使いの跡など、量産品にはない“手の痕跡”が残っており、wabi-sabi にも通じる静かな美しさが宿っています。日本の民藝やナチュラルなインテリア、北欧スタイルとも相性がよく、そっと飾るだけで空間に深みを与えてくれます。

主な特徴：

• ジョージ・フィシュリー・ホランド作（1955年頃／イギリス）
• 鳥が描かれたスリップウェア（手描き）
• 裏面に「Fishley Holland」のサインあり
• デボンの伝統陶工一族による手仕事
• wabi-sabi・民藝・ナチュラル・北欧スタイルのインテリアと好相性

サイズ：

(直径) 20cm

状態：

ヴィンテージとして良好なコンディションです。釉薬や絵柄も全体的にしっかり残っています。手作業ならではの自然な揺らぎや焼成時の表情も味わいとしてお楽しみいただけます。